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まちつくりたいという活動

”理想のまち”はよくわからない。
今がそもそもわるいのかどうかもよく分からない。

”まち”は自分だけのものではないし、
色々な人が求める”ステキなまち”があると思う。

「うーん分からないな…」
モヤモヤと考えている時に
”トートまちつくり隊”に誘われた。

なんとなくやった方がいいような気がして、
「やります」と答えた。

ぼくらの活動内容(ミッション)は主に2つ。

ながーいトートの北端にあるコミュニティ花壇、
花のお世話が1つ目のミッション。

2つ目はトートのゴミ拾い活動。

活動を始めたばかりの頃は
花のことはまったく分からないし、
ゴミは人前で拾うのがとにかく恥ずかしい。

えいやっと活動する日々、
思っていたよりもやることだらけ。

一気にやってしまうと大変なので、
30分くらいでどうにかできそうな量に分ける。

エリアを分けたゴミ拾い。
水やりだけ。
花殻摘みだけ。

ホウレンソウが合言葉、
慣れないチームプレイも始まった。

試行錯誤のまちつくり隊、
そろそろ始めて半年だ。

仲間たちとのチームプレイもできてきて、
日常の一部になってきた。

威勢よく「やります」と言ってみたものの、
なんだかぜんぜん手応えもないし、
面倒だな〜と思ったりする日もたくさんあった。

しかし続けていると不思議なもので、
活動外のふとした瞬間に花たちのことが気になるようになった。
コミュニティ花壇以外の場所でも花に目をとめるようになった。

知らない方からの「ありがとう」
相変わらずリアクションに困るけど、
思い出すとまた頑張ろうって思えてくる。

子どもたちのエンドレス水やり(遊び?)は絶望的に予定が崩れるけど、
今日も来ないかなーって待っているぼくがいる。

夏の炎天下は心をバキバキにへし折ってくるけど、
活動後のキンキンに冷えたコーヒーはたまらなく美味い。

そんな日々を過ごしていると、
”まち”の中で役割(?)みたいなものを感じるようにもなった。

うまく言葉にはできないけど、
自分で掴んだ役割。
部活でスタメンを勝ち取ったような高揚感。

なんだかすこし気分がいい。

”理想のまち”はよくわからない。
今がそもそもいいのかどうかもよく分からない。

しかし”ぼくから見えるまち”はみるみる変化してきている。

mhatti

mhatti

特定非営利活動法人らくさいライフスタイル代表理事。 京都市交流促進・まちづくりプラザの多目的室、トートひろばを運営したり。 トート阪急洛西口の北端コミュニティ花壇でお花の世話をしたりしています。

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