1. HOME
  2. ブログ
  3. 無限につながる厚意の輪

無限につながる厚意の輪

中国南部に客家(はっか)という民族がいます。
元々は中国全土を支配していた漢民族の末裔らしいのですが、

とても感銘を受けた話があったのでシェアします。

客家(はっか、ハッガー、ハッカ)は、客家語を共有する漢民族の一支流と規定される。ただし、中国の少数民族の扱いは受けていない。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

彼らは特殊な建築様式の家に住んでいます。

円型の外周部分が高く、3〜4階建てになっていて、
各階に何軒もの家族が住んでいます。

福建土楼(客家土楼)と呼ばれるその集落は、
今や文化遺産でもあり観光地にもなっています。

唯一の入口を閉じると、外敵は容易に侵入できません。

長期の篭城も想定して、
ブタやニワトリなどの家畜を飼っています。

遠い昔に多民族との戦いに追われて南下した歴史が、
こうした強固な閉鎖社会を作り出したようです。

閉鎖社会というとあまり良いイメージが湧かないかもしれませんが、
客家は国の要人や孫文、世界中の華僑の大富豪など
有能な多くの人材を輩出したことでも知られています。

中国でも有名な優れた民族です。

福建土楼(客家土楼)は観光地としても魅力的です

客家の法則

この民族には以下のような教えが伝えられているということ

隣の人に親切にしてもらっても、
その人にお返しをしてはならない。
右隣の家に人に親切にされたら、
反対の左隣の家に人に親切をしなければならない。

なるほど。円型ドームなので、それを続ければ、
いつの日か回りまわって自分に還ってくるというわけです。

まちづくりの中でもよく話題に挙がる、
『無償の奉仕』はどうあるべきか、
客家の法則を体感していると話が変わりそうです。

確かに『客家の法則』をしっかりと伝えていくことで、
多くの偉人を輩出することに繋がった可能性はありそうです。

私たちも、とっさに出る親切な行動は
「お礼を返してもらおうと期待して親切をした」
わけではないはずです。

親切な行動に対してお礼をしたいところですが、
そうするとそのやりとりだけで広がりがなくなる。

親切の輪を次へ次へと回していく。
そうすることで、厚意は無限につながって、
どんどん大きくなっていくわけです。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事